つまみ細工の作り方〜徹底比較! 糊 vs つまみ細工プレート vs 縫いつまみ 我流ver.その⑥まとめ
長くなりましたが、このシリーズも最後です。
私の独断と偏見にもとづいて、3つの方法をまとめます。
①準備と片付けのしやすさ
糊△、プレート◎、縫い◎
(糊で手と糊台が汚れるため、お手拭きが必須です。)
②出来上がりまでの時間
糊△、プレート◎、縫い◯
(糊は15分糊台の上で休ませるのが、ちょっと面倒。
縫いは慣れるまで、プレートより時間がかかるかな?慣れれば同じくらい。)
③出来上がり綺麗さ
糊◎、プレート◯、縫い◎
(これは好みの違いもあると思います。
個人的にはプレートの花びらのバランスがとりづらいと思いました。
プレートは真ん中(花芯のところ)がちょっと空くんです。
なので、ビーズなど埋めるものが必須です。)
④出来上がりの耐久性
糊◯、プレート△、縫い△
(糊は固まります。プレートも縫いも、型崩れのおそれが糊よりは高いです。
ただ、その糊の硬さによる肌触りを嫌がる人もいるかもしれないです。
ここも好みの分かれるところと思います。)
⑤布の必要量と出来上がりの大きさ
糊◎、プレート△、縫い◯
糊と縫いは自分好みの大きさに調整可能、プレートはサイズ規定あり。
どうでしょうか?
皆様がお好みの作り方を見つける参考になれば嬉しいです。
(おまけの内緒話)
最初につまみ細工を作った時は、ボンドをつかうやり方をしたんです。
そしたらね、もう指や布がボンドだらけで、皮が剥けそうになるし、布にボンドがついて一部硬くなったり布の色にムラがでたり。。。泣きそうでした。
しかも、土台布にどうやっても縫い付けることはできない(乾くと硬くてね)。
それ以来、糊のやり方も恐怖をもっていたんですが、今回やってみて、でんぷん糊は割りと上手にできました。ホッ。
今回書くために作って気付いたんですが、生地によって扱いづらさの違いがかなりあります。
私、初めての時いきなり正絹(ちりめんではない)着物のはぎれで作りました。
それは、テニスでどうやってボール打つんだっけ?と言っている人が、いきなり試合に出ちゃったようなものでした。
糊で作るとき花びらの布が開いたりします。縫いつまみのとき布が重なっている部分が固くて針が通らない事態にも陥ってしまうわけです。布によってはね。
慣れないうちは、いきなり正絹でトライするより、レーヨンのちりめんの方が良いです。絶対。
100円ショップの生地でも全然大丈夫です!
それをお伝えしたかったので、おまけの話のつもりが大変長くなってしまいました。
それでは、失礼します。